パリはどんより曇った典型的なヨーロッパの冬空が続いておりますが、皆様、お元気にお過ごしでいらっしゃいますか？

5年前に火災を起こしたノートル・ダム教会の修復が完成して、献堂式のミサが行われ、バイデン夫人、トランプ氏、ゼレンスキー氏等も参列されたので、夏のオリンピック・パラリンピックの頃を思い出させる厳重な警備が敷かれました。一般人は入場予約をしても、50分以上列を作って待たされるとの事でしたが、クリスマスが近づいて、列は１km に及んだとの最新情報も流れました。出火原因については、相変わらず公表されていません。古い格言の「教会（神の家）は街角に建っているものではなく、各人が心の中に自分で建てるもの」を勝手に拡大解釈して、ほとぼりが冷めてから、ゆっくり参拝しようと思っています。

クリスマスの日にパリを発ち、50年近い友人である工藤重典君とのコンサートまで日本に居る予定です。

今後共、どうぞよろしくお願い申し上げます。

パリにて、2024年12月

矢崎　彦太郎