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矢崎彦太郎 - 略歴

Hikotaro Yazaki / Akira Kinoshita

鎌倉生まれ。4才よりピアノを始め、上智大学数学科に学んだが、音楽の志しを捨てがたく、同大学から東京芸術大学指揮科に再入学、金子登、渡邊暁雄、山田一雄各氏に指揮法を学んだ。1970年より2年間日本フィルハーモニー交響楽団指揮研究員として小澤征爾の助手を勤めた。1972年東京ユース・シンフォニー・オーケストラのスイス演奏旅行に指揮者として同行、公演後ヨーロッパに留まり、以降ウィーン、ローザンヌ、ロンドン、パリと移り住み、その間スワロフスキー、コシュラー、フェラーラ、チェリビダッケ、デルヴォーに師事。1974年ジョン・プレイヤー国際指揮者コンクール(英)、1975年ブザンソン国際指揮者コンクール(仏)、1976年ジノ・マリヌッチ・コンクール(伊)に入賞し、1975年ボーンマス交響楽団定期演奏会を皮切りに本格的に指揮活動を開始、ロイヤル・フィル、BBC響、バーミンガム市響、コロンヌ管、スロヴァキア・フィル、ノルウェー放送管、スイス・ロマンド管、フランス国立放送フィルなどに次々と客演し着実にキャリアを積み重ねた。1979年よりパリに拠点を移し、同年には東京交響楽団定期を指揮し日本にも本格的なデビューを果たした。1981年パリ・オペラ座とIRCAM共同制作による室内オペラ、及びダニエル・ルシュール作曲「オンディーヌ」の世界初演でオペラにも活動の場を広げ、ベルギー王立ヴァロニー・オペラ劇場(リエージュ)、アヴィニヨン市立歌劇場、ボルドー歌劇場、二期会、関西二期会にも客演を行った。1979年から88年まで東京交響楽団指揮者、1986年から88年までノルウェー放送管(オスロ)主席客演指揮者、1986年からホフ交響楽団(西独)の主席客演指揮者、1989年から96年までは音楽監督・主席指揮者を歴任。1994年よりフランス国立トゥールーズ室内管弦楽団主席客演指揮者、2000年よりバンコク交響楽団名誉指揮者を、2002年より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団首席客演指揮者、2004年よりバンコク交響楽団音楽監督、2005年よりヌサンタラ交響楽団(インドネシア)音楽監督を務めている。2002年エクソンモービル音楽奨励賞を受賞。また、長年にわたる日仏音楽交流への貢献に対しフランス政府より2000年5月に芸術文化勲章シュバリエを、2008年2月にはより上位の同オフィシエを叙勲。同じく、2008年2月には、前月に崩御されたタイのガラニエ王女追悼のための「レクイエム」を演奏し、タイ国政府より特別章を授与された。パリ在住。

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